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素材を楽しむ

自然素材を使用することが特別なことのように語られている今日。本当に特別なことなのでしょうか。長年住宅の設計にたずさわっていて、構造や仕上げ材料でこの20年ぐらいで何か大きく変わったか考えてみました。結果あまり変わっていないという思いです。古い名建築を見ても、特別な材料を使用しているわけではなく、木・土・石などの素材や形を変えて使用しているわけで、それこそが素材の持つ可能性を広げながらその材料を楽しむということではないでしょうか。一本の木を切ったり削ったりするだけで、思ったとおりの形になります。土もいろいろな形で加工することで塗り壁材やタイル・瓦に変わり、建物を構成する材料になっていきます。その基本に立ち返れば自然素材を楽しむ家造りとなります。それは人の五感にも訴える家にもなります。自然素材の持つ肌ざわりや香り・視覚的な心地よさなどがやわらかく人を包み込むような家になるはずです。



和室 S邸
廊下を露地に見立て、床の仕上げに那智黒の玉砂利洗い出し。
本じゅらくの壁に
杉の中杢目透かし張り。
好きな方はまだまだいろいろな選択肢があります。
昔から日本人の素材に対する考えは素晴らしいものがあります。
茶室の仕上げ
赤松の床板に
さくらの床柱
小口白竹竿縁2本
に網代天井
本じゅらく塗り仕上げの壁
茶室は素材を楽しむ格好の部屋です。











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