設計にあたって

◆住宅を建てたいと思ったら

まず電話してみてください。メールでも良いのですが、少し時間がかかってしまいますしメールだけではどうしても短時間に御伝えできる内容が限られてしまいます。

電話ですと私共の姿勢まで有る程度解っていただけると思います。御話しできる限り御答えさせていただきますし、その場でアイディアを御提供できる場合もあります。

◆お客様の思いを形に

電話等で御話をした後に、御会いして具体的な土地の状況やもっといろいろな状況をフリートーキングというかたちで話し合う時間をいただきます。

そこでは住宅に対する夢や希望、生活スタイルなどをどうされているか、どんな家をどんな性能で求めていらっしゃるかを私供なりに考えさせていただき、それをベースにプランニングさせていただきます。

矛盾が有ってもとくに話していただければ、それをどう形にするかは設計者として腕の見せどころなわけです。良い悪いは専門家の立場で必ず御話しして御理解していただきます。

そこが設計に参加していただく大きなポイントです。なぜそうしたいのか、その利点や欠点。そして自分の建物にする責任などよく理解していただければ、いろいろな発想で最大限夢をかなえる御手伝いができます。

◆設計コストについて

設計料金を別に払う意味ですが、私達はあくまで施主の代理であることを考えてください。契約後は何をするにも建主さんが不利にならないようにと考えながら行動します。

設計だけでなく工務店の選定や見積の調整はもとより、対役所や銀行など関係する先に対してすべての盾のようなポジションにあります。

設計料金は設計内容にもよりますが、概ね工事費用の１０％ぐらいです。建物を建築するうえでその総合的なサポートと考えた場合、この費用はご理解いただけるのではないでしょうか。

◆設計で1番重要なこと

やはり夢を託すことだと思います。

設計者として数多くの設計に携わってきた経験から、もちろん建物としての構造や設備、性能などを重視して設計することはとても大切にしていますが、長い間その場所に建ち続けるわけですから、そこに何か自分の夢を託すことがその建物の命になると考えています。